自毛植毛法の種類|FUT、FUE、ARTAS植毛を比較

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現在の主な自毛植毛の方法は3種類

植毛法比較

現在の自毛植毛術の主流は「遊離移植法」です。ドナー毛の採取法の違いから、大きく3種類に分かれます。その3つの方法の特徴を比較します。

 

目次
  1. 現在の自毛植毛は、毛包単位の遊離移植法が主流
  2. ドナー採取法の違いから分類する3つの植毛法
  3. まとめ

 

現在の自毛植毛は毛包単位の遊離移植法が主流

現在の自毛植毛術の主流は「遊離移植法」です。これは、採取したドナーを毛包単位に脱毛部へ移植する方法です。

 

かつては、側頭部と後頭部の皮膚を大きく(4p×25p程度)切り取り、そのまま脱毛部に移植する「皮弁法」や、脱毛した部分の皮膚を切り取り、その周辺の皮膚を引っ張って縫合する「縮小術」などもありましたが、今ではほとんど行われなくなっています。

 

ドナー採取法の違いから分類する3つの植毛法

遊離植毛術は、ドナーの採取の仕方の違いから、3つの方法があります。

 

FUT 毛包単位移植法。メスを使って行う一般的な植毛術
FUE 毛包単位くり抜き法。特殊な植毛器を使って行う植毛術
ARTAS ARTAS植毛。最先端の植毛ロボット「ARTAS」を使って行う植毛術

 

それぞれの特徴とメリット・デメリットを比べてみましょう。なお、植毛費用は、移植するグラフト(移植片)数によって決まります。

 

  FUT FUE ARTAS
概要 後頭部の頭皮をメスで細長い帯状に切り取り、それを毛包単位に株分け。 医師の手で、くり抜き用のパンチを使って、グラフトを採取。 ロボットアームで、ミクロンレベルの正確さで、グラフトを採取。
ブロックで採取してグラフトに分割。 グラフト単位で採取。
メスを使う メスを使わない(植毛器を使用)
すべて医師の手で行う 植毛ロボットを使用
ドナー採取量

 

切開する個所や面積、毛髪密度により異なる。

 

熟練した医師で1時間に60本〜200本ほど。植毛範囲の狭い「プチ植毛」向き。

 

1時間に500本以上可能。

ドナー品質

 

まとまった面積の頭皮を切り取り手作業で毛包単位に株分けするので、毛根の切断率は低いが、弱った細い毛も採取されるので、ドナーとしての質は不安定。

 

1o程度の細いパンチでくり抜くため、皮下で不均一な方向に伸びた毛根を傷つけやすく、毛根の切断率が高い。医師の高度な技術が求められる。

 

毛髪の向きや角度、密度などを画像処理し、正確に採取するので、毛根の切断率が低く、良質のドナーがそろう。

傷痕

 

メスを使って頭皮を一定の面積を切開し、縫合するので、傷痕が残る。

 

切開しないので傷痕は小さい。くり抜いた部分が米粒状の傷痕として残るが、治りが早い。

 

切開せず、最適な間隔でドナーを摘出するので、ムラにならず目立ちにくく、治りも早い。

生着率

 

毛根の切断率が低いので生着率が高い。

 

毛根の切断率が高いので生着率が低い。

 

毛根の切断率が低いので生着率が高い。

時間

 

医師の手で行うので時間がかかる。

 

医師の手で行うので時間がかかる。

 

医療ロボットが行うので時間は短い。

 

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※ 「グラフト」とは、移植する1株のこと。
※ 「生着率」とは、植毛した毛根のうち何%が定着したかを示す数値。

 

「FUE植毛法」は、医師の技術によるところが大きく、熟練医師が行えば、ドナーの採取量・品質・生着率ともARTAS植毛を超えるレベルで植毛可能ともされています。ただし、その場合、料金は高めです。

 

まとめ

FUT植毛法とFUE植毛法の弱点を克服し、両方の優れた点をさらに進化させたのが、最先端植毛ロボットARTAS(アルタス)を使う「ARTAS植毛」です。

 

ただし、ARTASを導入しているクリニックは、日本国内ではまだ多くありません。ARTAS植毛は、ARTASが導入された当初は高額でしたが、今では一般的なFUT植毛とほとんど変わらない料金で受けることができます。

 

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