フィナステリド(プロペシア)は1年を目安に継続・中止を判断

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長くても1年で、効果の有る無しは分かる

投薬治療と自毛植毛の分岐

 

フィナステリド(プロペシア)は、1年続けても全く改善のきざしが見られない場合は、それ以上続けても効果は望めません。経済的負担が重くのしかかるだけです。その場合は、自毛植毛が選択肢となります。

 

最低でも半年以上の継続が必要

フィナステリド(プロペシア)は、効果がある場合には、3ヵ月後くらいから改善効果が現れ、6〜12ヵ月後までに効果が明らかになるとされています。

 

人によって効果の現れ方が異なり、残念ながら効果の現れない人もいます。

 

「とりあえず試したい」という場合でも、効果の有無を判断するためには、最低でも6ヵ月以上の継続が必要ですから、そのつもりで治療を開始してください。

 

本当に効果を実感できるのは一部の人だけ

国内の臨床試験では、「プロペシア1rを1年間投与して約6割、2年間で約7割、3年間で約8割の改善効果が認められた」とされています。

 

ただし、これはあくまでも臨床試験における「改善効果」です。「本人が満足できる程度の効果があった」というわけではありません。

 

実際、同じ臨床試験において「著明な改善率は、頭頂部で6%、前頭部で2%」とされています。明らかな改善効果が見られた人は、わずか数%です。

 

このようにフィナステリド(プロペシア)は、ごく一部の人にはよく効く薬ですが、大部分の人には脱毛の進行を止め、現状を維持する程度の効果にすぎません。

 

そのため、すでに脱毛がかなり進んでいる人には、ほとんど効果はありません。臨床試験の対象も、20代から50歳までの中軽度の脱毛症の人です。重度の脱毛症の人や50代・60代の人には、効果は期待できないと考えてよいでしょう。

 

漫然と飲み続けても負担が大きくなるだけ

プロペシアは、最近はジェネリック薬もありますが、健康保険の使えない自由診療となるため、1年間で10万円近くもかかる薬です。

 

それぞれのクリニックの「オリジナル薬」なら、プロペシアだけの服用より効果は高いとされていますが、年間で数十万円かかります。長期間にわたって毎日飲み続けなければならないので、相当な経済的負担になります。

 

また、1年間続けてみて効果が現れない場合は、それ以上続けても効果は現れないとされています。

 

そういったことから、フィナステリド(プロペシア)を服用しても効果が見られない場合は、長くても1年を目安に服用を中止し、他の治療方法や対策を考えるのが望ましいとされています。

 

プロペシアの処方は内科医でも可能ですが、経過に関わらず処方する場合があります。できれば皮膚科や毛髪専門のクリニックで、経過観察のうえで処方してもらいましょう。

フィナステリド(プロペシア)で効果がない場合の対策・治療法

フィナステリド(プロペシア)で効果がない場合の治療や対策としては、2つの方法があります。

 

自毛植毛

1つは「自毛植毛」です。自毛植毛なら、だれでも確実に自分の毛が生えてきます。ただし、外科的治療ですから、医師の技術によるところが大きくなります。それだけにクリニック選びが重要です。

 

かつら

もう1つは「かつら」の使用です。ただし、品質の良いものは高額で、しかもメンテナンスが必要なため、費用がかさみます。しかも、かつらを長時間使用し続けると、残っている髪も抜けやすくなります。

 

「生涯、かつらで通す」というのなら別ですが、あまりおすすめの方法ではありません。

 

まとめ

フィナステリド(プロペシア)は、1年間服用を続けても全く効果が見られない場合には、それ以上続けても効果は期待できません。

 

その場合は、自毛植毛を検討することをおすすめします。

 

なお、どういった治療法が自分に合っているか、まずは専門医に相談してみましょう。

 

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