脱毛症の種類

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おもな脱毛症の種類と原因

脱毛症の種類

 

脱毛症は、様々な原因で起こります。先天性の「無毛症」や、抗がん剤などの副作用で起きる「薬剤性脱毛症」のようなものもありますが、ここでは日常生活の中で、よくあるタイプの脱毛症をご紹介します。

 

脱毛症は大きく分けると2種類。成長期にもかかわらず髪の毛が抜ける「成長期脱毛」と、休止期に入って脱毛する「休止期脱毛」です。成長期脱毛の代表が円形脱毛症、休止期脱毛の代表が男性型脱毛症(AGA)です。

 

このページで紹介する脱毛症
  1. 男性型脱毛症
  2. 円形脱毛症
  3. 粃糠性脱毛症
  4. その他の脱毛症

 

男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症

男性型脱毛症は、男性に最も多い脱毛症です。「壮年性脱毛」とも呼ばれ、思春期以降に始まり、徐々に進行します。

 

男性の前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、しだいに額の生え際が後退したり、頭頂部の髪が薄くなったりします。医学的には疾患でなく、現象として扱われます。

 

ただし、進行性の脱毛症なので、適切な治療せず放っておくと、成長せずに抜けてしまう毛髪が多くなり、薄毛が目立つようになります。

 

男性ホルモンの「テストステロン」が還元酵素「U型5αリダクターゼ」と結びついて「ジヒドロテストステロン(DHT)」という脱毛を促進する物質に変化することで引き起こされます。

 

男性型脱毛症(AGA)の原因について詳しくはこちら

 

円形脱毛症

円形脱毛症

円形脱毛症は、ある部分の毛がまとめて抜け落ちるのが特徴です。ヘアサイクルの成長期にある毛の毛母細胞が一気に死んでしまうことで脱毛します。

 

円形に脱毛することが多いことから円形脱毛症と呼ばれますが、必ずしも円形とは限りません。

 

脱毛する個所も1ヵ所から複数ヵ所まで様々です。

 

もっとも多いのが単発型。円形の脱毛が1〜2ヵ所に起きるタイプです。脱毛する円の大きさは、1p〜数pまで様々で、「気がついたら抜けていた」ということが多いようです。単発型の円形脱毛症は、ほとんどの場合、治療しなくても治るとされています。

 

そのほか、頭部の数ヵ所から数十ヵ所が円形に脱毛する多発型、頭髪のすべてが抜け落ちる全頭型などがあります。

 

円形脱毛症は、免疫機能に異常が生じ、毛を破壊することで引き起こされる自己免疫疾患の1つと考えられています。30〜40%は遺伝的要因、20〜40%は急激な精神的ショックや不安感などと関連して起きると言われています。

 

粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症

粃糠(ひこう)というのは、フケのことです。脂漏性皮膚炎による脱毛を粃糠性脱毛症と呼びます。

 

脂漏性皮膚炎というのは、頭部や顔、胸、背中など皮脂の分泌が多い部位で起こります。皮脂の過剰分泌により、皮膚に棲む真菌(カビの一種)が増殖し、それが皮脂を分解するときに出る物質が皮膚に刺激を与えて発症すると考えられています。

 

脂漏性皮膚炎にかかると、湿疹ができて赤くなり、カサつきます。特に頭部の場合は、髪が細くなったり、フケができたりします。

 

頭皮に強いかゆみが続いたり、異常な量のフケが出るときは、脂漏性皮膚炎が疑われます。

 

その他の脱毛症

代謝障害や栄養障害による脱毛症があります。代謝異常で亜鉛や鉄分が不足したり、過度のダイエットなどで栄養状態が悪化することも脱毛の原因となります。

 

この場合は、しっかりと栄養を摂れば回復します。

 

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